|靜電気を発生させない

1. 接觸する材質(zhì)の選択（帯電列の活用）

2. 接觸面積の低減

靜電気は接觸面積が広いほど発生しやすくなります。
大きな面積を接觸させない裝置設(shè)計(jì)が必要です。

3. 接觸回?cái)?shù)の低減

接觸を繰り返す事により、靜電気は蓄積されます。
接觸回?cái)?shù)を減らし靜電気の発生を抑えます。

4. 靜電容量の制御

靜電気の電圧は靜電容量により変化します。
不必要に靜電気が大きくならない様に靜電容量を制御する必要がある。

靜電気の電圧と靜電容量

●靜電気の電圧

靜電気の電圧は次の公式で計(jì)算できます。

電圧（V）=電荷量（Q）/ 靜電容量（C）

電荷量が一定であれば靜電容量の大小により電圧は変化します。
例：靜電容量が小さくなると電圧は高くなります。

●靜電容量（C）

２つの物體間に電気を蓄えられる量です。
平板で挾まった空間の靜電容量は面積（S）に比例して大きくなり、
対向する平板との距離（d）が離れると小さくなります。

例：テーブル上に置かれたワークの靜電気の電圧はリフタで上げると靜電容量が小さくなり上昇します。

|靜電気を帯電させない

靜電気が発生しても、問題が発生する大きさまで帯電させない。
用途により適切な対策を取る必要があります。

1. アースによる接地

靜電気対策の基本。ただし、潤滑油による絶縁や、アースが浮いているなど完全に接地されていない場(chǎng)合もあるので、確認(rèn)が必要です。

2. 濕度管理

加濕器等で濕度管理する。
注意：加濕器を付けても高溫になる裝置等では効果がない場(chǎng)合がある。

3. 導(dǎo)電性製品

注意：導(dǎo)電性製品も接地を行わなければ靜電気を逃がしません。

4. イオナイザ等で除電

●材質(zhì)による違い

導(dǎo)電體の場(chǎng)合

導(dǎo)電體はアースを取る事により即座に靜電気を逃がす事ができます。
導(dǎo)電體もアルマイト等の表面処理を行うと絶縁され、アースの効果がなくなります。

絶縁體の場(chǎng)合

絶縁體はアースを取っても靜電気が逃げません。絶縁體の靜電気を逃がすには、導(dǎo)電性材質(zhì)への変更、濕度管理、表面活性剤による対策、イオナイザの設(shè)置等が必要になります。

●導(dǎo)電體と絶縁體の靜電気に関する特長